09:00 〜 09:20
[2K0501-05-01] 流動層選別による金属分離
司会:林 直人(産業技術総合研究所)
キーワード:流動層、分離、偏析
循環型社会の創成が強く求められている現在、廃棄物に含まれる有価物の回収・再資源化は、鉱物資源の枯渇問題に対して非常に重要な課題である。しかし、廃棄物に含まれる非鉄金属の高効率な回収・再資源化は積極的には行われていない。そこで、これらを対象とした高効率な選別手法の開発が必要である。これに適した選別手法として、旋回運動場における密度分離が挙げられる。崔らは、水平旋回運動場で粒子層を流動化させ、金属粒子の密度選別が可能であることを明らかにした。これは、旋回運動を利用した流動層による密度選別と見なすことができる。しかし、旋回運動による流動層の分離性に関する研究は十分には行われていない。そこで本研究では、廃棄物に含まれる非鉄金属の選別を目的とし、水平旋回振動場において、金属粒子の密度偏析や粒度偏析に影響を及ぼす旋回運動条件について実験的な検討を行った。その結果、旋回運動を利用した流動層による金属粒子の偏析は、旋回半径と旋回速度による充填層の流動状態に依存することが明らかになった。
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