09:20 〜 09:40
[2K0501-05-02] 粒子径および粒子密度を考慮した湿式比重選別における最適条件決定法の開発
司会:林 直人(産業技術総合研究所)
キーワード:湿式比重選別、最適条件、粒子径、粒子密度、水簸
各種天然・人工資源の一般的な処理においては,粉砕産物を経験的にいくつかの粒群に分けてその後の選別が行われるが,粒度と選別性の関係を適切に評価したプロセスとなっていないのが現状である。そこで本研究では,湿式比重選別を例としてこの両者の関係を明らかにし,同資源中の各種成分の相互分離に最適な粒群分けとそれぞれの選別条件を求める手法を開発した。具体的には,MGS(Multi Gravity Separation)の基礎試験として用いられるLMS(Laboratory Mineral Separation)の各種産物をふるい分けて粒群別に水簸試験を行い,得られた各種水簸産物について成分分析(XRF分析)を行うことにより得られるふるい径とStokes径の関係から,フィード中に含まれる各種成分間の最適相互分離を行うための粒群別選別条件を見出す手法開発を行った。比重選別においては,粒子のサイズ・密度および形状が影響するが,本研究では,まず前2者の関係を明らかにすることを目的とした。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください