10:30 〜 11:00
[3K0104-06-01] ドローン3次元レーザー地形測量による切羽等の現況管理及び初期探鉱における地形測量の利用
司会:才ノ木 敦士(熊本大学)
キーワード:ドローン、3次元レーザー地形測量、資源探査、現況管理、安全管理
ドローンによる鉱床探査技術の開発時に、正確な対地高度でドローンを飛行させる必要性が解決すべき課題とされ、日鉄鉱コンサルタントにおいて、2020年度及び2021年度よりMatrice 300 RTK及びZenmuse L1を導入して試用を開始し、最新の地形図の作成を試みた。
上記の機器は比較的安価な3次元レーザー地形測量機ではあったが、植生域においても、DTMの作成が可能であり、資源探査初期で必要になる地質構造解析を行えることが分かった。DTMの作成が可能になり、対地高度を一定とした飛行計画の作成ができ、飛行誤差の非常に少ない飛行・測定を行えた。同測量時のフィルタリング用の数値写真から、モザイク画像を作成することにより、切羽等の最新の現況を確認することが可能となった。これにより、調査ルートの選定を事前に効率的に行えると判断できた。
これまでの現地測量では、約2.5km2の範囲を担当3名、測量4日間、解析・作図7日間の期間を要したが、鉱山において、上記機器一式を導入した結果、同範囲を担当2名、測量1.5日、解析・作図4日間となり、効率的な測量・現況管理を実施可能となった。また、法面傍や犬走等の危険箇所傍における業務を減らすことで安全管理上でも貢献する結果となった。
上記の機器は比較的安価な3次元レーザー地形測量機ではあったが、植生域においても、DTMの作成が可能であり、資源探査初期で必要になる地質構造解析を行えることが分かった。DTMの作成が可能になり、対地高度を一定とした飛行計画の作成ができ、飛行誤差の非常に少ない飛行・測定を行えた。同測量時のフィルタリング用の数値写真から、モザイク画像を作成することにより、切羽等の最新の現況を確認することが可能となった。これにより、調査ルートの選定を事前に効率的に行えると判断できた。
これまでの現地測量では、約2.5km2の範囲を担当3名、測量4日間、解析・作図7日間の期間を要したが、鉱山において、上記機器一式を導入した結果、同範囲を担当2名、測量1.5日、解析・作図4日間となり、効率的な測量・現況管理を実施可能となった。また、法面傍や犬走等の危険箇所傍における業務を減らすことで安全管理上でも貢献する結果となった。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください