11:40 〜 12:00
[3K0301-09-09] 金挽臼の形状についての考察
司会:久間 英樹(九州大学)
キーワード:鉱山臼、湯之奥金山、湯之奥型、四角い臼
本研究では鉱山で使用された臼の総称を「鉱山臼」とする。
鉱山臼は、回転臼、磨り臼、搗き臼など、用途、目的、地域によって多様である。特に山金作業に不可欠な回転臼は「金挽臼」とし、さらにその形式を「黒川型」、「湯之奥型」、「定形型」に大別できる。この分類に基づき、全国各地の鉱山臼の多様性を整理すると共に、回転臼の粉体技術の解明と検証を試みているが、穿り込まれた溝や孔、ワカネや鉄軸などの補助具、仕組みについても未だ明確ではない。また、金挽臼は外形が円形であることが汎全国的だが、四角い金挽臼が確認されることがままある。外形が四角であるこのことについて、地域性意外に、何らあるはずの目的と理由について考察する。
鉱山臼は、回転臼、磨り臼、搗き臼など、用途、目的、地域によって多様である。特に山金作業に不可欠な回転臼は「金挽臼」とし、さらにその形式を「黒川型」、「湯之奥型」、「定形型」に大別できる。この分類に基づき、全国各地の鉱山臼の多様性を整理すると共に、回転臼の粉体技術の解明と検証を試みているが、穿り込まれた溝や孔、ワカネや鉄軸などの補助具、仕組みについても未だ明確ではない。また、金挽臼は外形が円形であることが汎全国的だが、四角い金挽臼が確認されることがままある。外形が四角であるこのことについて、地域性意外に、何らあるはずの目的と理由について考察する。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください