11:35 〜 11:55
[1101-08-08] 露天掘り鉱山で操業する各種重機の死角エリア測定システムの開発および死角の縮減法について
司会:岩月 栄治(愛知工業大学)
キーワード:鉱山、重機、死角
令和3年の本邦の鉱業は、鉱山数458、労働者数11,013人であるが、近年の平均労働災害数は、年間26件もあり、減少しない状況が続いている。
本研究では、鉱山等の重機災害の低減を目的とし、重機の死角の縮減法について実験を行った。はじめに、ISO規格の死角測定法より簡便な、360°カメラを用いた死角測定法を提案した。さらに、死角を縮減することを目的とし、360°カメラをコックピットの屋根に設置し、運転者がリアルタイムに画像を確認できる俯瞰法を提案した。
その結果、360°カメラを用いた死角測定法は、現場において、極めて簡便で迅速に90分程度で死角エリアが測定でき、実用可能であることがわかった。また、俯瞰法においては、どの機種においても死角を50%以上縮減でき、有効な手法であることがわかった。
本研究では、鉱山等の重機災害の低減を目的とし、重機の死角の縮減法について実験を行った。はじめに、ISO規格の死角測定法より簡便な、360°カメラを用いた死角測定法を提案した。さらに、死角を縮減することを目的とし、360°カメラをコックピットの屋根に設置し、運転者がリアルタイムに画像を確認できる俯瞰法を提案した。
その結果、360°カメラを用いた死角測定法は、現場において、極めて簡便で迅速に90分程度で死角エリアが測定でき、実用可能であることがわかった。また、俯瞰法においては、どの機種においても死角を50%以上縮減でき、有効な手法であることがわかった。