1:30 PM - 1:55 PM
[1109-16-02] Current status of exploration activities aimed at mining deep-sea polymetallic nodules
Chairperson:西 圭介(深海資源開発株式会社)
Keywords:Polymetallic nodules, Marine mineral resources, Clarion Clipperton Zone, International Seabed Authority, Resource Survey
深海資源開発株式会社(DORD)は2001年に国際海底機構(ISA)と探査契約を締結後、特に2011年から太平洋中部のクラリオン・クリッパートン海域でマンガン団塊の探査活動を行っている。本稿では、他国のISA契約者との活動比較や、最近のマンガン団塊調査に係る最新の調査機器や解析手法についても触れながら、現在のDORDの探査活動(特に資源量調査)に係る状況や今後の課題について述べる。
DORDは2011年以降、探査鉱区の一部のエリア(約6,000km2)を開発候補域として資源量調査を実施している。調査の目的は対象海域の資源量の推定及び推定精度の向上であるが、ISAとの探査契約も考慮して、環境試料・データの取得も同時に行っている状況である。手法としては、サンプリングや自律型無人探査機(AUV)等による海底観察調査、海底地形図作成のための音響調査等を行っている。他国のISA契約者との間に、調査手法の顕著な違いはないが、①調査数量と②調査密度、③データ解析の内容に違いが認められ、特に解析手法の一部はDORDの実施内容より進んでいる。解析手法の向上は、調査の効率性にも寄与するため、主要な検討課題として考えている。
DORDは2011年以降、探査鉱区の一部のエリア(約6,000km2)を開発候補域として資源量調査を実施している。調査の目的は対象海域の資源量の推定及び推定精度の向上であるが、ISAとの探査契約も考慮して、環境試料・データの取得も同時に行っている状況である。手法としては、サンプリングや自律型無人探査機(AUV)等による海底観察調査、海底地形図作成のための音響調査等を行っている。他国のISA契約者との間に、調査手法の顕著な違いはないが、①調査数量と②調査密度、③データ解析の内容に違いが認められ、特に解析手法の一部はDORDの実施内容より進んでいる。解析手法の向上は、調査の効率性にも寄与するため、主要な検討課題として考えている。
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