(Special session) Deployments of problems related to seafloor resources utilizations

[1109-16-03] Feasibility of Selective Separation of Valuable Metals in Sulfide Matte from Deep Sea Resources by Flotation

○Kazutoshi Haga¹, Katsuya Sato¹, Yasushi Takasaki¹, Keisuke Nishi², Tatsuru Takahashi³, Yoshiyuki Tanaka³ (1. Akita University, 2. Deep Ocean Resources Development Co., Ltd., 3. Japan Organization for Metals and Energy Security)

Chairperson：西 圭介（深海資源開発株式会社）

Keywords:Deep sea resources, Flotation, Copper, Nickel, Cobalt

海底金属資源として注目を集めているマンガン団塊は，マンガンの他にも有用金属として銅，ニッケル，コバルトを含有している。現在，これらの有用金属を分離・濃縮するために，マンガン段階を熔錬することで，Co, Ni, Cuに富むマットを得ることに成功している。しかしながらこのマットは，既存の銅製錬プロセスやニッケル製錬プロセスに直接投入することが困難であるため，選鉱処理技術を用いて，銅精鉱およびニッケル・コバルト精鉱に分離する必要がある。本発表ではこのマンガン団塊を原料として生成した硫化物マットに含まれる銅とニッケル・コバルトを選択的に分離する方法として浮遊選鉱法に着目し，銅精鉱およびニッケル・コバルト精鉱を効率的に生産するための各種浮選条件に関する検討を行ったので，その結果を報告する。