【企画講演】海底資源開発の課題と展開 ［9/10(火) PM 第1会場］

[1109-16-06] 海底熱水鉱床と表層型メタンハイドレートの生産技術の類似性

○天満 則夫¹、鈴木 清史¹、山崎 哲生² (1. 産業技術総合研究所、2. 大阪公立大学)

司会：西 圭介（深海資源開発株式会社）

キーワード：表層型メタンハイドレート、海底熱水鉱床、生産技術

エネルギーセキュリティ上の観点から、国産エネルギー開発の重要性が再認識されている中で、メタンハイドレートにも注目が集まっている。産業技術総合研究所では、経済産業省からの委託事業として、日本周辺では主に日本海側で確認されている表層型メタンハイドレートの研究開発に取り組んでおり、回収・生産技術では、掘削・分離・揚収といった要素技術開発の段階に進んでいるところである。そこで、これまでのプロジェクト概要及び生産技術の概要を紹介するとともに、先行する海底熱水鉱床プロジェクトとの生産技術の類似性を比較したので報告する。