資源・素材2024(秋田)

講演情報(2024年8月7日付 確定版)

企画講演

【企画講演】最近の採掘技術に関するトピック ① [9/10(火) AM 第2会場]

2024年9月10日(火) 09:30 〜 11:50 第2会場 (一般教育2号館 1F 102) (一般教育2号館 1F 102)

司会:佐藤 晃(熊本大学)、高木裕治(石灰石鉱業協会)

●石灰石鉱山をはじめとする採掘技術に関する最新の技術や関連する研究成果の発表を通して,新たな技術開発の知見を交換しする場を提供する。また,この企画発表を通して技術者および研究者どうしの親睦をはかり,新たな採掘技術発展のための知識を集約する。

<発表:20分中、講演15分、質疑応答5分/1件>

10:15 〜 10:35

[1201-06-03] 鳥形山鉱業所 第3立坑開削工事について

○古閑 聡志1 (1. 日鉄鉱業株式会社)

司会:佐藤 晃(熊本大学)

キーワード:立坑、開削、石灰石

鳥形山鉱山は1971年に操業を開始して以来、切羽東側に位置する第1立坑および第2立坑によって生産を行っている。近年、切羽レベルダウンにより将来的な立坑および坑内設備の代替の必要性や、切羽西部の拡大に伴い運搬距離の長大化が課題となっている。今後も効率的に生産を継続するために、新たに第3立坑の建設を決定した。立坑の開削工事は2019年6月に着手し、2022年3月に工事完了した。建設に際して、事故なく工事を終えることができた。
本発表では、工事が完了した第3立坑開削工事の掘削と発破を合わせた施工方法や、3Dレーザースキャナーを使用した立坑内計測、また工事後の状況について紹介する。