14:08 〜 14:12
[2107-24-08] リチウム吸着材による塩湖モデル水からのリチウム回収検討
司会:鳥屋 剛毅(秋田大学)
キーワード:リチウム吸着材、塩湖、リチウム回収
Liはバッテリーやガラス原料として広く使われ、今後も主に電気自動車の普及により需要が伸びていくことが予想されている。Liの製造方法としては塩湖や鉱石からの天日濃縮法や溶媒抽出が主なルートである。天日濃縮法では製造に長期間要することや、溶媒抽出では環境負荷などが課題となっており、この課題を解決するため、吸着材による塩湖かん水からの直接回収法を検討した。吸着材はカラム式で塩湖モデル水を通水し、処理液からLiの回収率および、不純物イオンの混入率を確認した。Liを含むかん水を吸着材に通水し吸着させた後、比較的純度の高い水を通水することで、Liを溶離させる。この方法により、Liの選択回収および溶離が可能であることが確認できた。また今後の課題として、Li精製率の向上が挙げられ、溶離方法の検討が必要となる。
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