MMIJ 2024, Akita

Presentation information (2024/08/07 Ver.)

Poster presentation session with a short speeches

(Poster session/Short oral-presentation) Earth & Resources

Wed. Sep 11, 2024 1:40 PM - 2:56 PM Room-1(101, 1F, General Education Bldg. 2)

Chairperson:鳥屋 剛毅(秋田大学)

2:48 PM - 2:52 PM

[2107-24-18] Hydrogeological Properties Obtained from In Situ Experiments of Subsurface Cultivation and Gasification (SCG)

○Hidenori Inomata1, Akio Ueno1, Shuji Tamamura1, Takuma Mukarami1, Kiyoshi Satou1, Kazunari Mikami2, Hideo Aoyama2, Yoshiaki Fujii3, Toshifumi Igarashi1 (1. Northern Advancement Center for Science &Technology Horonobe Research Institute for the Subsurface Environment, 2. Mitsubishi UBE Cement Corporation, 3. Hokkaido University)

Chairperson:鳥屋 剛毅(秋田大学)

Keywords:Subsurface Cultivation and Gasification, Lignite, Hydrogen peroxide, Unused organic materials

幌延地圏環境研究所は,地下未利用有機物(褐炭)を低分子有機酸に分解し,さらに微生物を用いてメタンを生成するバイオメタン鉱床造成/生産SCG (Subsurface Cultivation and Gasification)法を提唱し,UBE三菱セメント株式会社との共同研究で猿払村小石鉱区において原位置実験を行っている。
これまでに深度約20 mの褐炭層まで掘削された試験孔に脱塩済海洋深層水を溶媒として,過酸化水素水,ギ酸ナトリウム溶液,二酸化炭素溶液(炭酸水素ナトリウム)の注入試験を実施してきた(2020年度及び2021年度)。また,2022年には褐炭層とその上下盤までに通じる試験孔を掘削し,2023年に二酸化炭素(炭酸水素ナトリウム)溶液の注入試験を実施した。得られた透水係数は10-6 m/s オーダーと過去の試験結果と比較しても同程度であったが,注入溶液の種類により,孔内水圧の変化に若干の相違が認められた。また,得られたデータは,透水性における異方性を示唆した。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password