MMIJ 2024, Akita

Presentation information (2024/08/07 Ver.)

Poster presentation session

15:15-17:15 (Poster session) Environment / Recycling

Wed. Sep 11, 2024 3:15 PM - 5:15 PM Room-poster 2 (Clair, 1F,University Hall)

3:15 PM - 5:15 PM

[P036C] Examination of preservation methods for ureolytic bacteria focusing on spore formation

○Yuya Higuchi1[Master’s course], Meiqi Chen1, Kazunori Nakashima2, Chikara Takano2, Satoru Kawasaki2 (1. Graduate School of Engineering, Hokkaido University, 2. Faculty of Engineering, Hokkaido University)

Keywords:MICP, Ureolytic bacteria, Spore formation, freeze-dry

筆者らは,微生物機能を利用した炭酸カルシウム析出技術であるMicrobial Induced Carbonate Precipitation(MICP)法に着目した地盤改良工法に関する研究を進めている。炭酸カルシウムはバイオミネラルの1つであることから,生体親和性が高い。この安全な炭酸カルシウムがMICP法によるセメント物質として地盤中に析出すると,地盤を構成する土粒子間が架橋して固化するため,地盤の強度を向上させたり止水性を高めたりすることが期待できる。MICP法による地盤改良技術を実用化するための課題の中に,使用する培養液の保存と輸送の問題があり,その解決策として芽胞を形成する菌株の凍結乾燥が考えられる。そのためには,MICP法に適した菌株の探索および芽胞形成と,芽胞形成後の菌株の保存方法と特性変化について調べる必要がある。本報告では,ストレス耐性を持つ芽胞形成菌が多く存在すると推定される空中浮遊菌を対象とし,採取した空中浮遊菌からの尿素分解菌の分離,分離した菌株の芽胞形成,芽胞形成後の凍結乾燥による粉末化と保存,粉末化と保存した後の菌株の特性変化について調査した結果を述べる。

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