資源・素材2024(秋田)

講演情報(2024年8月7日付 確定版)

企画講演

【企画講演】世界と伍する資源人材の育成と国際プロジェクト [9/11(水) AM 第4会場]

2024年9月11日(水) 09:00 〜 12:00 第4会場 (一般教育2号館 2F 203)

司会:安逹 毅(秋田大学)、柴山 敦(秋田大学)

●激変する世界の資源産業に対応するため、大学と機関では現在多くの資源系人材育成や国際的なプロジェクトが実施されている。本企画セッションではこれらの取り組みについて網羅的に発表を行い、今日本国内でどのようなプロジェクトが進行しているかを把握し、これによって今後の大学間や機関間との協働した取り組みやノウハウの蓄積あるいは効率的な人材育成や国際的プロジェクトにつながる可能性を広げることを目指す。

<発表:15分中、講演12分、質疑応答3分/1件>

11:00 〜 11:15

[2401-11-08] 東北大学大学院環境科学研究科における国際環境教育と資源人材育成

○松八重 一代1、駒井 武1 (1. 東北大学)

司会:柴山 敦(秋田大学)

キーワード:IESLP、サマースクール、RESD、インターンシップ、資源戦略研究センター

地球規模の課題である温暖化や自然資本の保全には、環境と調和し共存する視点が不可欠である。先端科学技術を有する東北大学が、新しい環境調和型の先端学術を世界に発信し、未来発展型社会構造の構築に果たすべき役割と責務は大きい。このような問題意識と使命感の下で、2003年4月に環境科学研究科が設置された。環境科学研究科は、地域から地球規模にわたる環境問題の解決と持続可能な社会の創出を目指して、社会、自然、技術を支える理論及び方法に関する教育研究を行うことにより、環境問題に関する幅広い知識と理解力を有し、かつ、深い専門性と国際性を持った人材を育成することを目的としている。
とりわけ2009年より開始された国際教育プログラムでは、英語による教育と研究指導を行い、国際的に活躍する優秀な人材の育成に努め、多くの学生を世界各国に送り出してきた。また2023年に設置された資源戦略研究センターは、国内外の資源研究拠点と連携し、共同研究、連携教育の受け皿の役割と果たすべく機能強化を進めている。本稿では、これまでに研究科が進めてきた国際環境教育と資源人材育成に関する取り組みを概説する。

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