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[3101-07-04] 小口径推進工法を用いた石炭地下ガス化による低品位炭からの発生水素の回収に関する提案
司会:菅井 裕一(九州大学)
キーワード:推進工法、石炭の地下ガス化、低品位炭、水素
石炭の地下ガス化(UCG:Underground Coal Gasification)とは、地下の石炭層に地表から坑井を穿ち、石炭層を直接燃 焼させて水素、メタン、一酸化炭素などの生成ガスを回収する技術である。石炭は化石燃料の中でも燃焼時の CO2 排出 量が多いため、環境への影響が大きい資源であると認識されるが、UCG で水素などのガスに転換し回収することで、これまで未利用資源として扱われ大量に賦存する低品位炭の有効利用も可能になる。本報告では、都市土木をはじめ様々な土木施工に用いられている小口径推進工法のUCG工法への適用を提案し、その可能性および優位性について述べる。
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