13:55 〜 14:15
[3209-16-02] エネルギーシステムモデルシミュレーションを用いたCCSの経済合理性評価
司会:大川 浩一(秋田大学)
キーワード:CCS、エネルギーシステムモデルシミュレーション、CO2地中貯留、CO2貯留可能量、CO2貯留コスト
2050年カーボンニュートラルの実現とエネルギーの安定供給を両立させるために、日本では、再エネ、原子力、脱炭素型火力(水素・アンモニア・CCUS)を総動員する必要があると考えられている。特に、CCSはネガティブエミッション技術(DACCS、BECCS)においても不可欠な要素であり、重要な脱炭素技術である。
一方、日本におけるCCSの貯留可能量とコストに関しては不確実性がある。そこで、CCSの不確実性の影響を定量化することを目的に、エネルギーシステムモデルシミュレーションを用いて、CCSの貯留可能量とコストに関する感度分析を行った。
その結果、国内CCS(国内でCO2貯留を行う)のコスト競争力が高いことが明らかになった。また、CO2貯留可能量はエネルギーシステム全体に影響を与えることが示され、日本ではCO2貯留適地の拡大を図ることが極めて重要な課題であると考えられる。
一方、日本におけるCCSの貯留可能量とコストに関しては不確実性がある。そこで、CCSの不確実性の影響を定量化することを目的に、エネルギーシステムモデルシミュレーションを用いて、CCSの貯留可能量とコストに関する感度分析を行った。
その結果、国内CCS(国内でCO2貯留を行う)のコスト競争力が高いことが明らかになった。また、CO2貯留可能量はエネルギーシステム全体に影響を与えることが示され、日本ではCO2貯留適地の拡大を図ることが極めて重要な課題であると考えられる。