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[2K0201-04-03] 東南アジアにおける資源循環~現地廃棄物処理事業者としての取り組み
司会:所 千晴(早稲田大学,東京大学)
キーワード:資源循環、東南アジア、廃棄物管理
本稿では、非鉄金属精錬を祖業とする当社グループが展開する海外静脈産業への取り組みと、その資源循環に関する課題・方向性について論じる。当社は、製錬事業において海外鉱石や使用済みPC基板(E-scrap)を主原料に貴金属やレアメタルを回収する一方、1970年代以降、鉱山技術を基盤に環境関連事業を開始。2009年からは東南アジア(インドネシア、タイ、シンガポール)での事業展開を本格化し、日本企業として初めて現地における廃棄物処理事業を通じた資源循環型ビジネスを確立してきた。本稿では、これまでの東南アジアでの静脈産業の実践と成果を紹介するとともに、現地特有の課題を分析し、同地域における今後の資源循環の発展可能性について考察する。
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