資源・素材2025(札幌)

講演情報(2025年8月7日付 確定版)

企画講演

【企画講演】 建設用原材料の評価・利用技術および脱水ケーキ等の未利用資源の活用 [9/2(火) PM  第2会場]

<現地+オンラインのハイブリッド開催>

2025年9月2日(火) 13:00 〜 14:55 第2会場 (C棟2階213)

司会:麓 隆行(近畿大学)、鴨志田 直人(岩手大学)

●建設用原材料である骨材の品質評価、骨材生産における環境影響、副産物の脱水ケーキの活用可能性に関する最新の知見を発表・討論する。

<発表20分中:講演15分、質疑5分/1件>

13:45 〜 14:05

[1201-05-03] 羽根型スピンドルを用いたモルタルの静的降伏値の評価

○鴨志田 直人1、堀田 康太1 (1. 岩手大学)

司会:麓 隆行(近畿大学)

キーワード:砕砂、モルタル、降伏値、回転粘度計、羽根型スピンドル

砕砂は粒子形状が天然砂と比較して角張っていることからフレッシュコンクリートのフロー(流動性)が得られ難く,細骨材の4割以下しか利用されていない。今後,天然砂の代替え細骨材として砕砂の需要を増やすためには,フレッシュコンクリートの求める性能を有する砕砂の開発が必要である。本研究ではフレッシュモルタルの降伏値を,羽根型スピンドルを取り付けたB型回転粘度計を用いて測定した。細骨材には8種類の砕砂を用い,それぞれ1.2~2.5mm,0.6~1.2mm,0.3~0.6mmの3段階に篩分けしたものでモルタルを作製し,試験に供した。その結果,粒径1.2~2.5mmと粒径0.6~1.2mmのモルタルでは降伏値を測定することができたが,粒径0.3~0.6mmでは回転粘度計の測定限界を超えたので測定できなかった。細骨材の粒径がモルタルの降伏値に及ぼす影響を検討したところ,5種類の砕砂では粒径0.6~1.2mmの方が粒径1.2~2.5mmよりも大きい値となった。しかし,残り3種類の砕砂では粒径に関係なく同じ降伏値となった。

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