MMIJ 2025, Sapporo

Presentation information (2025/08/07 Ver.)

Special session

(Theme session) Evaluation and utilization technology for construction materials

(On-site + online event)

Tue. Sep 2, 2025 1:00 PM - 2:55 PM Room-2 (213, 2Fl, C Block)

Chairperson: 麓 隆行(近畿大学)、鴨志田 直人(岩手大学)

●建設用原材料である骨材の品質評価、骨材生産における環境影響、副産物の脱水ケーキの活用可能性に関する最新の知見を発表・討論する。

(Presentation: 15 minutes allotted for lecture and 5 minutes for Q&A out of 20 minutes per presentation)

2:35 PM - 2:55 PM

[1201-05-05] Study on control of alkali silica reaction with calcium compound

○Eiji Iwatsuki1 (1. AICHI INSTITUTE OF TECHNOLOGY)

司会:鴨志田 直人(岩手大学)

Keywords:Alkali silica reaction, Calcium compound, Concrete, Deterioration

コンクリートの劣化現象の一つであるアルカリシリカ反応(ASR)は、1986年にその対策方法が示されて以来、劣化事例の報告は減少した。しかし、現在においても、事前の劣化防止と劣化構造物の対策において完全なものは無い。劣化防止はコンクリートの製造に対策をするもので、1986年の対策当初はコンクリートのアルカリ量を3kg/m3以下にして反応を抑制する手法が取られた。しかし、その対策を実施した構造物であっても反応事例が報告されており、近年ではフライアッシュや高炉水砕スラグ微粉末を混入した混合セメントでの対応が多くなった。しかし、この対応ではコンクリートの高強度化では対応難しい事例も報告されている。また、ASRによって劣化した構造物の補修では、実行可能な材料の開発が望まれている。このようなことから、本研究ではカルシウム化合物を用いたアルカリシリカ反応の抑制と補修に関する研究を行った。コンクリートの劣化現象の一つであるアルカリシリカ反応(ASR)は、1986年にその対策方法が示されて以来、劣化事例の報告は減少した。しかし、現在においても、事前の劣化防止と劣化構造物の対策において完全なものは無い。劣化防止はコンクリートの製造に対策をするもので、1986年の対策当初はコンクリートのアルカリ量を3kg/m3以下にして反応を抑制する手法が取られた。しかし、その対策を実施した構造物であっても反応事例が報告されており、近年ではフライアッシュや高炉水砕スラグ微粉末を混入した混合セメントでの対応が多くなった。しかし、この対応ではコンクリートの高強度化では対応難しい事例も報告されている。また、ASRによって劣化した構造物の補修では、実行可能な材料の開発が望まれている。このようなことから、本研究ではカルシウム化合物を用いたアルカリシリカ反応の抑制と補修に関する研究を行った。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password