資源・素材2025(札幌)

講演情報(2025年8月7日付 確定版)

一般講演

【一般講演】環境 / リサイクル [9/2(火) PM  第3会場]

2025年9月2日(火) 13:00 〜 17:20 第3会場 (C棟2階214)

司会:高野 力(北海道大学)、有馬 孝彦(北海道大学)、小山 恵史(九州大学)

●環境:資源・素材プロセスの過程で排出される環境負荷物質の不動化技術,浄化材料,化学再生,モデリング,リスク評価および資源・素材プロセス技術を適用した環境保全に関する学術的議論を行う。

●リサイクル:資源・素材のリサイクルに関して、選別方法,素材プロセッシング,社会システムの個別課題への対応および分野横断的な議論を行う。

<発表時間20分中、講演15分、質疑応答5分/1件>

13:20 〜 13:40

[1309-20-02] 酸性坑廃水の曝気処理における鉄処理効率に関係する化学条件の考察

○淵田 茂司1、中村 碧1、伊藤 裕基1、加藤 聖也1、小原 義之2、川原 里紗2、牧田 寛子1 (1. 東京海洋大学、2. 株式会社日本海水)

司会:高野 力(北海道大学)

キーワード:酸性坑廃水、鉄酸化細菌、酸化速度、シュベルトマナイト

開発中および閉山後の鉱山では,硫化鉱物(黄鉄鉱)の分解に伴い酸性坑廃水が発生する。とくに,pHが低く,鉄(Fe),マンガン,アルミニウムの濃度の高いものは酸度(Acidity)の高い坑廃水として区別される。酸度の高い坑廃水は中和処理に伴って大量の沈殿物を生成することから,処理効率を維持するために,これら元素の選択的な除去が重要となる。なかでもFeは鉱山によって数千mg/Lの濃度となり,溶存酸素(DO)濃度の低い坑廃水中ではFe2+の形態で存在することから,曝気等により酸化反応を促進する必要がある。今回,北海道・伊達鉱山に設置された曝気処理槽を対象に,槽内で生じる化学反応プロセスとFe(~200mg/L)の処理効率の関係について調べた。曝気処理槽で坑廃水のDO濃度を0から11mg/Lに上昇させることで,pH(~3.0)を上昇させずにFeを効率的に除去できた。処理槽内で生成したスラッジを用いて現地で坑廃水と反応試験を実施したところ,スラッジの添加量に応じて反応速度定数が増加した。スラッジ中に生息する鉄酸化細菌が坑廃水中のFe2+の酸化反応を促進すると考えられることから,Fe2+の酸化反応の促進には処理槽内でのスラッジの馴養と十分な反応時間の確保が重要であると言える。

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