○Masataka Kondo1, Kana Hagihara1, Koki Iguchi1, Yusei Masaki1, Takaya Hamai1, Nobuaki Ishikawa1, Yuki Semoto1, Furuya Hisatoshi1, Naoki Sato1
(1. Japan Organization for Metals and Energy Security )
司会:小山 恵史(九州大学)
Keywords:AMD, Passive treatment, Low-molecular-weight carbon source, Anaerobic process, Sulfate-reducing bacteria
JOGMECでは、国内休廃止鉱山の坑廃水処理コスト削減等を目的としたパッシブトリートメントの調査研究の一環として、2020年から硫酸還元菌を活用した嫌気反応プロセスの実規模相当実証試験を行っている。本プロセスでは、もみがらと石灰石を充填した2つの反応槽に計100 L/minの処理原水を導水し、坑廃水中の亜鉛やカドミウム等を主に硫化物として析出除去している。反応槽の1系列では硫酸還元菌の栄養源として、低分子有機物のエタノールと高分子有機物の米ぬかを複合的に投入することで、これまでに厳冬期も含め安定した処理性能を維持出来る条件を把握した。2024年度は、トラブル時の対処方法の把握を目的として、あえて栄養源が少ない条件とし、特に冬季の処理性を確認した。水温低下が進んだ12月中頃から処理水の全亜鉛濃度が上昇し、その後溶解性亜鉛濃度も上昇したことから、槽内の硫酸還元が不十分と判断し、1月中頃よりエタノールを添加した(終濃度24 mg/L)。添加後6日間は全亜鉛濃度の上昇が続き、最大3.7 mg/Lとなったが、14日後から低下傾向となり、24日後には一律排水基準値を大幅に下回る0.4 mg/Lとなった。本報告では、エタノールの添加前後における亜鉛処理性能に着目して報告する。
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