MMIJ 2025, Sapporo

Presentation information (2025/08/07 Ver.)

Special session

(Theme session) Industry-University Collaboration and Industry-University Joint Research Results in the Field of Materials Processing

Tue. Sep 2, 2025 1:00 PM - 4:50 PM Room-5 (B12, 1Fl, B1 Block)

Chairperson: 黒川 晴正(東京大学生産技術研究所)、盛満 正嗣(同志社大学)

●製錬、リサイクル、資源循環の高度化ならびにこれらのカーボンニュートラル対応を中心に、産学連携による活動例、共同研究の事例を紹介いただき、今後の産学連携活動のさらなる発展、ならびに素材部門委員会の活動の新たな方向性を得る。

(Presentation: 25 minutes allotted for lecture and 5 minutes for Q&A out of 30 minutes per presentation)

3:20 PM - 3:50 PM

[1508-14-05] Evaluation of reducing agent for carbon neutrality of MF process

○Taichi Murakami1, Shuka Kato1, Kosuke Sato2, Fumihiro Nishiyama2, Hirobumi Ota3 (1. Tohoku University, 2. Miike Smelting Co. Ltd., 3. Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd.)

司会:盛満 正嗣(同志社大学)

Keywords:Zinc, Recycling, no-fossil fuel

MFプロセスでは、電炉ダストなどの廃棄物からの亜鉛の還元揮発処理を行っている。可採年数が短い亜鉛等の資源の有効利用にはこのようなプロセスは必要不可欠である。一方で、還元材として石炭を用いているため、化石燃料由来のCO2が排出される。地球温暖化対策としてのカーボンニュートラル化を社会全体で目指している現状では、この対策は急務である。既存還元材の代替候補として、金属鉄が挙げられる。酸化亜鉛の金属鉄による還元についてはこれまでに減圧条件において多くの基礎検討が行われているが、MFプロセスを想定した条件での検討はなされていない。そこで、本研究では、大気圧条件での金属鉄による含亜鉛ダストからの亜鉛回収を目的とした基礎検討を行った。粉末状のダストと金属鉄試薬を混合・圧粉成形してタブレット試料を調製した。試料を不活性ガス流通下で昇温し、所定温度到達後10分間保持した。得られた試料の脱亜鉛率、形状変化、ガス発生挙動を調査した。

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