資源・素材2025(札幌)

講演情報(2025年8月7日付 確定版)

一般講演

【一般講演】環境 / 鉱物処理 [9/3(水) AM  第5会場]

2025年9月3日(水) 09:00 〜 12:00 第5会場 (B1棟1階B12)

司会:晴山 渉(岩手大学)、三木 一(九州大学)

●環境:資源・素材プロセスの過程で排出される環境負荷物質の不動化技術,浄化材料,化学再生,モデリング,リスク評価および資源・素材プロセス技術を適用した環境保全に関する学術的議論を行う。

●鉱物処理:天然鉱物資源の選鉱・製錬分野(物理選別,浮遊選鉱,バイオリーチング,ケミカルリーチング等)における新手法開発,新たな対象物への適用技術開発等について議論を行う。

<発表時間20分中、講演15分、質疑応答5分/1件>

09:20 〜 09:40

[2501-08-02] 積雪・融雪過程を考慮したタンクモデルによる浸出水量の算定精度の向上に関する研究

○山野 賢一1[博士課程]、小山 恵史2、高谷 雄太郎3、所 千晴4,3 (1. DOWAエコシステム株式会社、2. 九州大学、3. 東京大学、4. 早稲田大学)

司会:晴山 渉(岩手大学)

キーワード:管理型最終処分場、浸出水、タンクモデル、積雪・融雪解析

管理型最終処分場において安定的かつ持続可能な運営管理を実現するためには、同処分場から発生する浸出水量の予測が極めて重要である。特に、降雨等の気象要因はその発生に直接的な影響を及ぼすため定量的な予測手法の構築とその精度向上が求められる。本研究では、気象観測データおよび最終処分場の運用データを用いて、積雪・融雪解析のプロセスを組み込んだタンクモデルを構築し、浸出水量の算定精度の向上を目的とした検討を行った。タンクモデルは比較的簡便なモデルでありながら、気象観測データに基づく浸出水量の季節的な変動を効果的に再現することができた。積雪・融雪に係る水文学的プロセスに組み入れたことで、冬季から春季にかけての浸出水量の算定精度が顕著に向上し、算定値と実測値との相関係数は0.15から0.72へと改善された。さらに、年間の総浸出水量に関しても、算定値は実測値と90%以上の一致を示し、本モデルの有効性が確認された。さらに、蒸発散量の推定精度を高めることで、本モデルの算定精度をさらに向上させる可能性も示唆された。この手法は、多様な気象条件下での最終処分場の運営管理において、実用的かつ利用しやすいツールの提供に貢献できる。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

パスワード