資源・素材2025(札幌)

講演情報(2025年8月7日付 確定版)

若手・一般ポスター発表

【ポスター発表】地球・資源分野 [9/3(水)  PM ポスター発表会場]

2025年9月3日(水) 13:00 〜 16:00 ポスター会場(フロンティア応用科学研究棟2階ホワイエ)

14:30 〜 16:00

[P020A] 推進工法の操作支援を目的としたオペレーターの行動分析の検討

○川島 日菜1[学士課程]、謝 淳1、小田原 豊2、松尾 敬太3,4、川村 洋平4、北原 格1,4 (1. 筑波大学、2. 株式会社イセキ開発工機、3. エクシオグループ株式会社、4. 北海道大学)

キーワード:推進工法、操作支援、行動分析、骨格情報、視線情報

推進工法とはトンネル掘削方法の一つであり、推進機で地下を掘り進める方法である。この工法では推進機を人間が操作するが、現場では人材不足の問題が顕在化しつつある。地下深部にある推進機を遠隔で制御するため操縦の難易度が高く、専門性の高い知識や技術を身につけるためには一定の時間と教育を要する。一方で、現状の技能伝承は人から人への口づてでの教育で行われることが多く、効率を高めることが難しい。熟練技能を要する作業教育の一例として、農業分野では、熟練農家の動作・視線情報を取得することで技術・知識を可視化し、新規就農者向けの学習支援システムを開発している。本研究では、熟練者と初心者の行動を計測し、それに基づき両者の操作の差を可視化することにより教育効果を向上させることを目的とする。操縦作業を行うコックピットを撮影した映像に、骨格追跡・視線認識技術を適用することで操縦情報を取得する。同時に推進機の稼働情報も取得し、深層学習を用いて操縦情報と推進機の稼働情報の関係性を分析する。この分析結果に基づき、熟練者と初心者の挙動の差を得るシステムの実現を目指す。

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