10:40 〜 11:00
[3201-08-05] 地震探査によるCO₂地中貯留モニタリングの研究
司会:小林和弥(京都大学)
キーワード:CCS、数値実験
昨今,地球温暖化対策としてCO₂排出削減を目指す動きが活発化しており、なかでも二酸化炭素地中貯留(CCS)と呼ばれる技術が注目を集めている。また,CCSにおいて地下1000m付近の環境ではCO₂は超臨界状態で存在し,地中の鉱物と反応することで炭酸塩(炭酸カルシウムなど)として地下に固定化されることが期待されている。ここで、CO₂の地中貯留の安全性を検証するためには,炭酸塩を非破壊によりモニタリングすることが必須であり,その手法の1つとして光ファイバを用いた地震波の観測が検討されている。しかし、光ファイバは敷設方向の軸ひずみしか取得できないため、側線の設定には注意を要する。そこで本研究では,CCSにおいて発生した炭酸塩をモニタリングする手法について,光ファイバを用いた方法に着目し,軸方向のひずみしか計測することができないという光ファイバの特性から,観測対象に対してどのように光ファイバを敷設するのがモニタリングに最適かを,有限差分法に基づく数値実験により検討した。
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