【企画講演】 学会長期テーマ第2期プロジェクトの進展　［9/4(木) PM 　第６会場］

[3608-14-05] 電解液流れ場の可視化に基づく電解プロセス設計; BOS法解析を中心に

○安達 謙¹ (1. 東北大学)

司会：小池克明（京都大学）

キーワード：銅電解、自然対流、流体解析、可視化

銅をはじめとする非鉄金属の湿式電解工程において，電極間を満たす電解液の挙動は，電気銅の電析平滑性やアノードの不動態化現象と密接に関わるため, 電解プロセスのさらなる高度化には流体解析に基づくプロセス設計が不可欠である. 本研究では，電解液の自然体流の解析および強制対流の活用をキーワードとするテーマに取り組み, 電解プロセス分野における流体解析の活用のアップデートをねらう。
本発表では, BOS 法（背景指向型シュリーレン法）を電解液の自然液の局所状態の解析に用いた成果と今後の展望を中心に報告する。