(Theme session) Advance in MMIJ long-term thematic project of second period

[3608-14-06] Ball Mill Experiments and Discrete Element Method Analysis Using High-Efficiency Grinding Media

○Takao Ueda¹ (1. National Institute of Advanced Industrical Science and Technology)

司会：小池克明（京都大学）

Keywords:Ball mill, Grinding efficiency, Spherical harmonic function

選鉱等の粉砕工程では、全世界の消費エネルギーの約2%とも言われる膨大なエネルギーを消費している。一般的に粉砕機の効率は低く、代表的な粉砕機であるボールミルは1%以下と言われており、粉砕効率向上が望まれている。ボールミルでは、一般的に球形の媒体が用いられる。発表者は、球面調和関数（フーリエ級数の３次元版）の組み合わせにより生成した形状（開発形状）の媒体を用いることで、粉砕効率が球形媒体より約10%向上することを実験的に確認した。開発形状による粉砕効率向上のメカニズム解明のため、ボールミル実験の高速度カメラ分析及び個別要素法解析を実施した。