[S-01-5] 製薬企業の立場からみたレジストリへの期待
現在、神経疾患の克服を目指した創薬が世界的に行われ、国内でもいくつか新薬が承認されているが、臨床応用はいまだ十分とは言えない。近年、疾患レジストリ等を活用することで創薬に繋げる動きが盛んとなっており、行政もクリニカルイノベーションネットワーク(CIN)と呼ばれる施策によってこの動きを後押ししている。本シンポジウムではCINの概要について触れた後に、神経疾患のレジストリにおいて実務を担っている演者から各レジストリの目的や特徴だけでなく、創薬の面でいかに貢献できるのかを提示いただく。さらに規制当局や製薬企業の立場からもレジストリへの期待を述べていただく。各演者には、レジストリの運営で苦労している点や、レジストリが抱える弱点などについても率直に触れていただき、総合討論で今後の展望に結びつくヒントが得られるようにしたい。本企画が創薬を目指す人やレジストリを運営する人の一助になればと考えている。
1991年 東京理科大学大学院 薬学研究科 修了
1991年 山之内製薬株式会社 臨床開発部
2005年 合併により,アステラス製薬株式会社 臨床開発部
臨床開発部では,神経内科領域,精神科領域をはじめ,麻酔科領域,リウマチ科領域,整形外科領域,消化器科領域,循環器科領域等の新薬開発に従事
2018年 アステラス製薬株式会社 開発推進部
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。