[S-08-1] ゲノム編集の原理と応用
ゲノム編集技術は、CRISPR/Cas9の出現に伴い、近年著しい進歩を遂げている。その技術応用は、単に特定の遺伝子を標的とした動物モデル作製にとどまらず、遺伝子の発現調節、エピゲノム修飾調節、RNA編集、遺伝子治療、診断技術など多岐にわたる。今後、ゲノム編集技術は疾患研究、遺伝子治療において必要不可欠な技術の一つとなることは間違いない。そのゲノム編集技術に関する基礎的な知識から最新の研究成果を神経内科医に広く知ってもらうために本シンポジウムを企画した。本シンポジウムでは、世界で活躍する若手研究者を含む日本人研究者による、ゲノム編集の基礎知識から技術応用までの概要、基本的な技術を利用したモデル動物作製、応用技術を利用した疾患研究、神経筋疾患の遺伝子治療、さらに世界最先端の治療応用を目指した生体内ゲノム編集研究に関する講演を予定している。
平成 元年 広島大学理学部卒業
平成 3年 広島大学大学院理学研究科博士課程前期修了
平成 4年 広島大学大学院理学研究科博士課程後期中退
平成 4年 熊本大学理学部助手
平成14年 広島大学大学院理学研究科講師
平成15年 広島大学大学院理学研究科助教授
平成16年 広島大学大学院理学研究科教授
現在に至る
平成26年 鳥取大学染色体工学センター客員教授
熊本大学生命資源研究支援センター客員教授
平成29年 広島大学次世代自動車技術共同研究講座, 教授(併任)
所属学会:
日本ゲノム編集学会、日本分子生物学会、日本発生生物学会、日本進化学会
著書:ゲノム編集の基本原理と応用(裳華房)、ゲノム編集入門(裳華房)、今すぐ始めるゲノム編集(羊土社)など
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。