[S-08-3] ゲノム編集技術によるアルツハイマー病の保護的バリアントの探索
ゲノム編集技術は、CRISPR/Cas9の出現に伴い、近年著しい進歩を遂げている。その技術応用は、単に特定の遺伝子を標的とした動物モデル作製にとどまらず、遺伝子の発現調節、エピゲノム修飾調節、RNA編集、遺伝子治療、診断技術など多岐にわたる。今後、ゲノム編集技術は疾患研究、遺伝子治療において必要不可欠な技術の一つとなることは間違いない。そのゲノム編集技術に関する基礎的な知識から最新の研究成果を神経内科医に広く知ってもらうために本シンポジウムを企画した。本シンポジウムでは、世界で活躍する若手研究者を含む日本人研究者による、ゲノム編集の基礎知識から技術応用までの概要、基本的な技術を利用したモデル動物作製、応用技術を利用した疾患研究、神経筋疾患の遺伝子治療、さらに世界最先端の治療応用を目指した生体内ゲノム編集研究に関する講演を予定している。
2004年 広島大学総合科学部 卒業
2010年 大阪市立大学大学院医学研究科 修了
2011年 理化学研究所脳科学総合研究センター 学振PD
2014年 理化学研究所脳科学総合研究センター 基礎科学特別研究員
2017年 理化学研究所脳科学総合研究センター 研究員
2018年 大阪大学大学院医学系研究科 寄附講座講師
2018年 理化学研究所脳神経科学研究センター 客員研究員
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。