[S-26-3] Pregnancy of patients with rheumatic diseases accompanying neurological symptoms
近年, 生物製剤をはじめとした様々な疾患修飾薬が開発され, 実地臨床に応用されている. しかし若い女性に好発する多発性硬化症をはじめとした免疫性神経疾患における妊娠・出産・授乳を取り巻く問題は周知されていないことが多い. そこで本シンポジウムでは, 免疫性神経疾患と妊娠, 薬剤と妊娠を焦点に論じていただく. さらに近年, 進歩し続けている体外受精医療は, 悪性腫瘍だけでなく, 疾患修飾薬による治療が必要な難病の女性に対しても妊娠・出産の機会を与える重要な医療になりつつあることから, その倫理的側面や適応についても論じていただく.
昭和57年 筑波大学医学専門学群卒
【職歴】
昭和57年 虎の門病院内科研修医
昭和60年 順天堂大学膠原病内科入局
平成 7年 順天堂大学膠原病内科講師
平成14年 国立成育医療センター母性内科医長
平成20年 妊娠と薬情報センター長併任
平成22年 (独立法人)国立成育医療研究センター母性医療診療部長
平成25年 (国立研究開発法人)国立成育医療研究センター
周産期・母性診療センター主任副センター長
【専門領域】
リウマチ学、母性内科学、周産期薬理学
【主な著書】
薬物治療コンサルテーション・妊娠と授乳、膠原病とリウマチの治し方
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