[S-31-1] 遺伝性トランスサイレチン型アミロイドーシスの病態と治療
近年の遺伝性ニューロパチー分野における進歩は著しく、新たな遺伝子変異の発見に伴い疾患概念が広がり、新規に診断される患者数が増加しているだけでなく、変異によって引き起こされるニューロパチーのメカニズムの解明とともに病態に即した治療法の開発が急速に進んでいる。 この分野の知識をアップデートすることは重要であり、本シンポジウムではこの分野の権威に最新の話題を講演していただく。遠位型遺伝性運動ニューロパチーに関しては我が国においても新規の患者が見いだされるようになっており、疾患概念の広まりとともに新規の診断件数が今後増加すると予測されることから、臨床像や運動ニューロン疾患との異同も含めて明らかにしていただく。また、遺伝性ニューロパチーにおいて遺伝カウンセリングが大切であることは言うまでもないが、FAPなどの治療可能な疾患における無症候性キャリアのフォローアップも重要であり、これらの話題に関しても解説していただく。
1999年 熊本大学医学部 卒業
同年 熊本大学医学部附属病院 神経内科 入局
2007年 熊本大学大学院博士課程 卒業、医学博士 取得
同年 熊本大学大学院医学薬学研究部 病態情報解析学分野(臨床検査医学) 助教
2011年 米国インディアナ大学 臨床病理学 客員研究員
2012年 熊本大学医学部附属病院 中央検査部 講師
2013年 熊本大学医学部附属病院 脳神経内科 講師
現在に至る
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。