[S-32-2] 世界パーキンソン病学会における連携
当事者として医療ニーズの発生地点であり、治療選択における最終決定者である患者さんと神経内科医の連携は、神経難病医療を進めるに当たっては必須のことです。「難病」がNanbyoとして世界で用いられるようになったのは、日本において患者・患者団体と神経内科医の協力のもと先駆的な実践があったことによります。日本における患者団体活動について歴史的な観点を含めての基調講演を患者さんから発表していただきます。次いで、患者団体が中心的な役割を担っている国際学会(特にパーキンソン病(WPC2019年は京都で開催予定))について、ガイドライン作成(パーキンソン病)への患者さんの参加について、それぞれ講演していただきます。最後に、治験の計画・実施における患者さんの参画について欧米・日本の現況を発表していただきます。政策決定・難病指定における連携、および世界における患者団体・神経内科医の連携についても情報提供が期待されます
学歴 1980年3月信州大学医学部卒業
勤務歴 1980年4月東京医科歯科大学神経内科医員
1981年10月都立広尾病院循環器科医員
1982年4月東京医科歯科大学神経内科医員
1983年1月関東逓信病院神経内科医員
1994年1月関東中央病院神経内科医長
1999年5月ロチェスター大学神経内科客員助教授
2001年4月関東中央病院神経内科部長
2017年4月関東中央病院神経内科統括部長
専門 臨床神経学,レビー小体病の臨床・基礎的研究
所属学会 日本内科学会,日本神経学会(代議員),日本神経治療
学会(理事・創薬国際化委員),MDSJ(次期総務),
日本自律神経学会(評議員),MDS
資格 医学博士,日本内科学会認定内科医,神経内科専門医
兼務 東京医科歯科大学臨床教授,東京医科歯科大学非常勤講
師,昭和大学併任講師,東邦大学非常勤講師
賞罰 平成11年度上田記念心臓財団賞
平成19年度日本神経学会楢林賞
平成20年度東京都医師会医学研究賞
平成20年度松医会賞(信州大学同窓会)など
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。