[S-32-4] 米国FDAにおける患者の声を医薬品開発に反映させるための取組み
当事者として医療ニーズの発生地点であり、治療選択における最終決定者である患者さんと神経内科医の連携は、神経難病医療を進めるに当たっては必須のことです。「難病」がNanbyoとして世界で用いられるようになったのは、日本において患者・患者団体と神経内科医の協力のもと先駆的な実践があったことによります。日本における患者団体活動について歴史的な観点を含めての基調講演を患者さんから発表していただきます。次いで、患者団体が中心的な役割を担っている国際学会(特にパーキンソン病(WPC2019年は京都で開催予定))について、ガイドライン作成(パーキンソン病)への患者さんの参加について、それぞれ講演していただきます。最後に、治験の計画・実施における患者さんの参画について欧米・日本の現況を発表していただきます。政策決定・難病指定における連携、および世界における患者団体・神経内科医の連携についても情報提供が期待されます
2003年 札幌医科大学医学部卒業、北海道大学神経内科入局し北海道大学病院及び北海道内の病院にて研修
2009年 京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻専門職学位課程MCR(臨床研究者養成)コース修了(医療疫学分野、MPH取得)
2012年 北海道大学大学院医学研究科博士課程修了(神経内科学分野、Ph.D取得)
2013年 北海道大学大学院医学研究科レギュラトリーサイエンス部門評価科学分野 特任助教、革新的医薬品・医療機器・再生医療製品実用化促進事業の人材交流にて(独)医薬品医療機器総合機構に出向
2015年 (独)医薬品医療機器総合機構に入職
2016年8月~2017年8月に米国FDAへ派遣
現在に至る
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集・参加証に記載してあります。