[HT-04-2] 経頭蓋磁気刺激による高次機能回路の解明
人間の能力を補完・強化するArtificial intelligence(AI)や脳と機械を繋ぐBrain-machine interface(BMI)は、最近の医学・工学医系の技術革新により格段の進歩を遂げている。脳神経内科分野においてもその進歩は著しく、脳機能の解明、神経機能の代行や機能回復の促進に貢献している。本シンポジウムでは、AIやBMIを応用した神経信号処理機構など脳活動の最新知見、MRI・経頭蓋磁気刺激・光イメージングなどによる神経疾患の病態解明、さらにリハビリテーション領域での最新治療の現況などを概説し、脳神経内科分野の研究開発の未来像を議論したい。
東京大学卒業、東京大学大学院博士課程修了・博士(心理学)。日本学術振興会・特別研究員(PD)(所属先:日本大学医学部)、ケンブリッジ大学解剖学 Research Associate(助手)を経て、2005年、東北大学大学院生命科学研究科・助教授、 のち、職階制改正に伴い、准教授。2017年、同教授。 日本神経科学学会奨励賞(2003年)、日本心理学会国際賞奨励賞(2009年)受賞。
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