第61回日本神経学会学術大会

講演情報

ホットトピックス

[HT-05] ホットトピックス05
大手製薬会社の目指す神経系創薬の今後の展望と産官学連携

2020年8月31日(月) 15:15 〜 16:45 第01会場 (岡山コンベンションセンター 4F 405会議室)

座長:横田 隆徳(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科脳神経病態学分野),髙橋 愼一(埼玉医科大学国際医療センター神経内科・脳卒中内科)

[HT-05-2] 産学官連携の創薬の国家戦略

仙波 秀志 (文部科学省研究振興局ライフサイエンス課)

神経系創薬は抗体医薬と核酸医薬のバイオ医薬による分子標的治療が実現し、新しい世代に入った。その一方でアルツハイマー病の抗体医薬の治験は第Ⅲ相での失敗が続き、神経系創薬は未だに困難な側面を内包している。 欧米ではオープンイノベーションによる創薬は50%を超え、アカデミア発のシーズから革新的バイオ医薬が実現している。日本においても急速に産学連携の創薬研究に進捗がみられるが、その一方で、日本のアカデミア発のシーズが創薬に結び付く成功確率が低いという現実がある。本シンポジウムでは、アカデミア発創薬の産官学連携の現状と展望に加えて、大手製薬会社の神経系研究開発の責任者にそれぞれの考える今後の神経系創薬の方向性について話を聞きたい。(企画:将来構想委員会)

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1994年、東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻修了後、総理府科学技術庁入庁。再編後の文部科学省とあわせて、宇宙利用や、技術移転、広報、人材育成、国際交流、核融合等の政策実施に携わる。またその間、通商産業省、内閣府原子力安全委員会事務局、独立行政法人理化学研究所横浜研究所、外務省欧州連合日本政府代表部(ベルギー)、国立大学法人東京農工大学先端産学連携研究推進センターでも経験を積み、2018年7月より現職。

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