[S-32-4] パーキンソン病バイオマーカーとしての嗅覚障害
パーキンソン病における非運動症状は、前駆期における臨床的バイオマーカーとして、あるいは発症後のADL阻害要因として重要である。さらに近年では便秘や嗅覚低下の責任病変である腸管や嗅球は外的要因のエントリーゾーンであることから、パーキンソン病の発症病態との関連からも特に注目を集めている。本シンポジウムでは、非運動症状を生み出す背景病理を、特に前駆期パーキンソン病との関連を中心に紹介し、その後前駆期の非運動症状としても重要なレム睡眠関連障害や便秘に焦点を当て、その病態と疾患修飾のターゲットとしての可能性を含めて紹介する。
2003年 群馬大学医学部 卒業、栃木県済生会宇都宮病院で内科研修
2005年度 東北大学大学院医学系研究科 神経内科学分野 医員
2008年度~2012年度 東北大学大学院医学系研究科神経内科学分野
2012年度 東北大学病院 高次脳機能障害リハビリテーション科 助教
2016年度 東北大学病院 高次脳機能障害リハビリテーション科 講師、病棟医長
2018年度 独立行政法人国立病院機構 仙台西多賀病院 脳神経内科 医長
抄録パスワード認証
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