[S-53-2] Evaluation of swallowing function in Parkinson's disease up to date
パーキンソン病の摂食嚥下障害は予後や生活の質に関わる重要な合併症であるが、早期に診断しても、服薬調整、摂食嚥下リハビリテーション、外科手術といった治療選択肢の、いずれを選ぶべきか、対応に苦慮することが多い。本シンポジウムでは、パーキンソン病の摂食嚥下障害をテーマに、最新の知見を解説する。まず脳神経内科医が、パーキンソン病の摂食嚥下障害の病態を示し、摂食嚥下障害が治療に及ぼす影響を解説する。そして、耳鼻咽喉科医が、嚥下造影検査や嚥下内視鏡による評価法を示し、重度の摂食嚥下障害に対する嚥下機能改善術や誤嚥防止術の適応を解説する。リハビリテーション医が病態に応じた食形態の調整や摂食嚥下リハビリテーションについて解説する。パーキンソン病の摂食嚥下障害に対する理解を深め、明日の臨床に役立たせることが本シンポジウムの狙いで、脳神経内科医だけでなく、すべての医療従事者を対象とした企画である。
平成10年3月 東京医科歯科大学医学部医学科卒業
平成10年5月 東京医科歯科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科入局
平成15年7月 東京都老人医療センター耳鼻咽喉科 医員
平成21年4月 東京都健康長寿医療センター 医長
平成27年9月 昭和大学医学部耳鼻咽喉科学講座 准教授
平成29年4月 東京都保健医療公社荏原病院 耳鼻咽喉科医長 現在に至る
資格:医学博士(東京医科歯科大学,平成20年)
日本耳鼻咽喉科学会専門医,指導医
日本気管食道科学会専門医
がん治療認定医
所属学会:日本耳鼻咽喉科学会(学術委員),日本気管食道科学会(評議員),日本嚥下医学会(評議員),日本老年医学会,日本喉頭科学会,日本口腔咽頭科学会,日本摂食嚥下リハビリテーション学会,他
Abstract password authentication.
Password is written on a pocket program and name badge.