第65回日本応用動物昆虫学会大会

公開シンポジウム

「害虫防除に関する最近の話題」というテーマで4人の方に話題を提供していただきます。多くの方のご参加をお願い致します。

本学会会員、および日本植物病理学会、日本農薬学会の会員の方は登録なしに参加頂けます。

それ以外の方は、事前登録が必要です。
3月19日までに、件名を
「公開シンポジウム参加希望」として、大会事務局(odokon2021@life.shimane-u.ac.jp)宛に連絡して下さい。前日までにアクセス先をお知らせします。


概要

 近年、次々に発生する害虫の問題は多様化しグローバル化しています。本シンポジウムでは、それぞれの分野の最前線で活躍する研究者に、今、どのような問題があり、それに対してどう取り組んでいるか、様々な切り口からの研究を紹介して頂きます。
 ゲント大学のGuy Smagghe博士にはRNA干渉による害虫防除法の可能性と問題点について講演して頂きます。尾添博士には神経系のレセプター分子への殺虫剤の作用について、五箇博士には深刻な越境性害虫の防除について、園田博士には抵抗性害虫管理と対策についてご講演頂きます。

要旨はこちら

招待講演:
Guy Smagghe (Ghent University)
“Factors on dsRNA stability, cellular uptake and safety important for RNAi in agricultural pest insects”


特別講演:
尾添 嘉久(島根大学)
「昆虫神経系のレセプターチャネルは殺虫剤のマルチサイトターゲット」
五箇 公一(国立環境研究所)
「特定外来生物防除の生態学的アプローチ」
園田 昌司(宇都宮大学)
「殺虫剤抵抗性研究の現状と展開」