第34回大阪府理学療法学術大会

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Lunchtime Seminar

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[LS-1] ランチタイムセミナー①
痙縮に対する新たな物理療法

~ショックウェーブの臨床適応~

Sun. Jul 3, 2022 11:20 AM - 12:20 PM 会場1(LIVE ch1) (10階 1003会議室)

座長:庄本 康治 (畿央大学)

11:20 AM - 12:20 PM

[LS-1] 痙縮に対する新たな物理療法

~ショックウェーブの臨床適応~

中村 潤二 (西大和リハビリテーション病院リハビリテーション部)

痙縮に対する物理療法には、電気刺激や振動刺激が用いられるが、新たなモダリティとしてショックウェーブ(体外衝撃波)が注目されている。体外衝撃波は音波の一種であり、深部の組織にも影響を与えることができる。脳卒中後の痙縮に対しては、メタアナリシスも実施されており、痙縮抑制効果があることが報告されている。痙縮抑制のメカニズムは十分に明らかではないものの、痙縮の非反射要因に対する影響があると考えられている。体外衝撃波は、痙縮に対する代表的な薬物療法であるボトックスと比較して、非劣性であることも示されており、臨床での活用が期待される。本ランチョンセミナーでは、体外衝撃波の基礎的な理論や近年の動向をレビューしつつ、臨床での実施例について紹介し、臨床適応について検討したい。