The 140th Annual Meeting of the Pharmaceutical Society of Japan (Kyoto)

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Oral Presentation

(E) Biopharmaceutics

[28Y-am] 調剤薬局・在宅医療・地域医療

Sat. Mar 28, 2020 9:00 AM - 11:24 AM [Room Y] Room 509 (5F)

Chair: Mitsuru Sugawara, Naoko Ideguchi

10:36 AM - 10:48 AM

[28Y-am09] Medical cooperation using tracing report

○Kazuhiko Kanno1, Atsuko Asou2, Yuko Araya2, Hiromi Tsukamoto2, Shouko Ogawa3, Tomoko Aizawa4, Seiko Horoiwa1, Koharu Nakagawa1, Mai Sato1, Mana Otomo1, Miyu Kikuchi1, Kotaro Komabayashi1, Saki Yokoyama1, Ayako Ogasawara1, Miho Hino1, Ryota Itou1, Yuta Hoshino1, Ken Takamatsu1, Takashi Watanabe1, Takeharu Nakajima1, Shiro Hozumi1, Takuo Otsuki1 (1. Touhoku Rousai Hospital, 2. Hikari Pharmacy, 3. Kamei Pharmacy, 4. Suzuran Pharmacy)

「目的」患者指導において、院内での指導はもちろん重要であるが、院外(保険薬局)での指導も大事であると考える。また、院内処方よりも院外処方箋発行率の方が一般的に高いのが現状と思われる。外来患者のアドヒアランス向上および医療の質を上げるため、医療連携が不可欠である。当院では医療連携の繋がりを深めるため、近隣保険薬局との意見交換、話し合いを重ねた。

「方法」以前より、当院では保険薬局薬剤師との定期的な合同勉強会を開催し、病院業務を知ってもらうために病院見学も随時開催してきた。さらに保険薬局薬剤師を研修生として3名受け入れた。他に吸入指導技術の向上を目的とした取り組みも行っている。また、保険薬局独自のトレーニングレポート(以下、TR)の様式を当院仕様に統一し、医師に周知する目的で電子カルテへの取り込みの流れも構築した。

「結果」TRの電子カルテへの取り込みにより、保険薬局で得られた患者情報が医師はじめ医療スタッフに周知されるようになった。これまで、お薬手帳に貼付されていた吸入指導箋もTRを用いることにより、患者の吸入手技状況を医師に正確に伝えることができるようになった。

「考察」現在、TRの統一様式は近隣の保険薬局だけであるため、病院のホームページ等での公開を検討している。また、保険薬局からのTRに対して返信を書きたいという医師の声が聞かれるようになった。今後は、医師・医療スタッフ、保険薬局の双方向で情報共有を図れる方法を考えていきたい。これらの積み重ねが地域医療の更なるレベルアップ、質の高い医療連携に繋がり、患者のためになることを期待する。