日本薬学会第142年会(名古屋)

セッション情報

一般シンポジウム

[S32] フォルダマーの魅力 ―構造多様性が拓く未来―

2022年3月27日(日) 16:00 〜 18:00 [B会場] 会議室131+132 (1号館3階)

オーガナイザー:三澤 隆史(国立衛研)、渡邉 瑞貴(北大院薬)

“フォルダマー(Foldamer)”とは、低分子ユニットを繰り返し連結(オリゴマー化)させた時に、規則的な一定の二次または三次構造をとる人工分子のことである。これまでに様々なタイプのフォルダマーが開発され、そのユニークな構造特性から、新たな機能性材料への応用が期待されている。さらにフォルダマーは、多点分子認識を可能とすることから、有機分子触媒(Science 2019, 366, 1528.)、ケミカルバイオロジーのツール、および、タンパク質間相互作用を標的にする医薬品候補としての応用も期待されている(Nat. Rev. Drug Discov. 2021, 20, 309)。
 本シンポジウム「フォルダマーの魅力 -構造多様性が拓く未来-」では、シンポジストには薬学系の先生のみならず、薬学会年会に初参加の工学系の先生もお迎えし、多岐にわたる切り口からフォルダマーの魅力に迫り、構造多様性に基づく機能性分子の開発を見据えた討議を行う。すなわち、フォルダマーを構成するモノマー分子やその配列の設計、立体構造およびその規則的な構造によって発揮される機能について議論し、次世代の機能性材料および中分子創薬への可能性を探る。

趣旨説明:三澤 隆史(国立衛研) (16:00 〜 16:02)

総括:渡邉 瑞貴(北大院薬) (17:57 〜 18:00)

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