The 142nd Annual Meeting of the Pharmaceutical Society of Japan (Nagoya)

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Symposium

[S35] The-4th Symposium "Strategies to address clinical questions toward development of pharmacotherapeutic evidences promoted by a variety of certified pharmacists"

Sun. Mar 27, 2022 4:00 PM - 6:00 PM [Room F] Exhibition Room 211 (Bldg. 2: 1F)

Organizer: Kazutaka Oda (Dept. Pharm., Kumamoto Univ. Hosp.), Tomoyuki Enokiya (Dept. Pharm., Suzuka Univ. Med. Sci.)

 臨床薬剤師は従来培ってきた基礎的な医療薬学研究に加え、薬学教育の6年制への移行などを背景に薬物治療参画などの臨床的活躍が目覚ましく、新時代の医療の一翼を担うに至っている。この結果、薬剤師が臨床に密接に関わり、臨床における薬学的能力が向上したことで初めて見出されてきたclinical questionが浮き彫りとなってきた。Clinical questionの解決方法は、メカニズムを基礎研究により分子レベルで解明するような方法や、臨床から導かれた仮説を臨床研究により検証するような方法など様々である。これらclinical questionの解決に向けて基礎研究や臨床研究などの戦略を持つ薬剤師(clinical pharmacist scientist)による薬物療法のエビデンス創出に期待が高まっており、創薬イノベーションの切り札となる可能性を秘めている。
 これまで、実地臨床において各種領域の専門性をいかんなく発揮している薬剤師が見出したclinical questionの解決手段について、がん、感染、精神科領域などを専門領域とする多数のシンポジストによる薬学研究を紹介した。第4回となる本シンポジウムでは、高齢者医療、データサイエンスなどを含め、臨床および研究の両面における薬剤師の活躍が創薬イノベーションの発端となり、新時代の医療を切り拓くことを示すことを目的とする。その結果として、臨床薬剤師によるさらなる研究の活性化につながることを期待する。

趣旨説明:尾田 一貴(熊本大病院薬) (4:00 PM - 4:05 PM)

総合討論:榎屋 友幸(鈴鹿医療科学大薬) (5:30 PM - 6:00 PM)

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