[P-038-B] 薬剤師の積極的介入が手湿疹の状態改善に及ぼす影響について
【目的】
手湿疹は、一部の業界では離職の一因となっており、ドクターショッピングが多い疾患でもある。今回、薬剤師による指導後の変化を調査することで薬剤師の介入が手湿疹の治療に与える影響を明らかにすることを目的とした。
【方法】
2022年10月~2023年3月までの6か月間、当薬局に来局された手湿疹の患者を対象にアンケート調査を実施し、疾患に関する説明、外用剤の正しい使用法等の指導を行った。再来局もしくはテレフォンフォローを行った際にもアンケート調査を実施し、指導前後で比較した。項目は、疾患への理解度、外用剤の使用頻度、外用剤の使用量、睡眠時間、手荒れ指数(0点:キレイな手、1~3点:初期、4~6点:注意期、7~9点:進行期、10~12点:重症期、13~15点:最重症期)とした。(手荒れ指数は「野村有子:手湿疹に対する十味敗毒湯の有効性の検討:phil漢方No.83 2021:15-19」を参照)
【結果】
36名において指導前後の比較を行った。「疾患への理解がある」10名(27.8%)→33 名(91.7%)、「保湿剤、ステロイド剤を毎日使用出来ている」18名(50.0%)→34名(94.4%)、「保湿剤を適正量使用出来ている」12名(33.3%)→32名(88.9%)、「ステロイド剤を適正量使用出来ている」6名(16.7%)→34名(94.4%)、「睡眠時間7時間以上とれている」11名(30.6%)→18名(50.0%)と全ての項目で改善がみられた。手荒れ指数は、36名中35名に改善がみられ、1回目は「4~6点」が11名で最多であったが、2回目は「1~3点」が16名で最多となった。また「0点」は0名→12名と大幅に増加した。
【考察】
受診だけでは疾患への理解度が低く、外用剤を適正に使用できていない場合が多いこと、保湿剤と比較しステロイド剤の方が適正に使用できている方が少ないことが分かる。薬剤師が介入し、疾患やステロイド剤に対する患者の理解を深め、外用剤の適正使用に向けた指導を行うことで、手湿疹の状態改善に繋がることが示唆された。
手湿疹は、一部の業界では離職の一因となっており、ドクターショッピングが多い疾患でもある。今回、薬剤師による指導後の変化を調査することで薬剤師の介入が手湿疹の治療に与える影響を明らかにすることを目的とした。
【方法】
2022年10月~2023年3月までの6か月間、当薬局に来局された手湿疹の患者を対象にアンケート調査を実施し、疾患に関する説明、外用剤の正しい使用法等の指導を行った。再来局もしくはテレフォンフォローを行った際にもアンケート調査を実施し、指導前後で比較した。項目は、疾患への理解度、外用剤の使用頻度、外用剤の使用量、睡眠時間、手荒れ指数(0点:キレイな手、1~3点:初期、4~6点:注意期、7~9点:進行期、10~12点:重症期、13~15点:最重症期)とした。(手荒れ指数は「野村有子:手湿疹に対する十味敗毒湯の有効性の検討:phil漢方No.83 2021:15-19」を参照)
【結果】
36名において指導前後の比較を行った。「疾患への理解がある」10名(27.8%)→33 名(91.7%)、「保湿剤、ステロイド剤を毎日使用出来ている」18名(50.0%)→34名(94.4%)、「保湿剤を適正量使用出来ている」12名(33.3%)→32名(88.9%)、「ステロイド剤を適正量使用出来ている」6名(16.7%)→34名(94.4%)、「睡眠時間7時間以上とれている」11名(30.6%)→18名(50.0%)と全ての項目で改善がみられた。手荒れ指数は、36名中35名に改善がみられ、1回目は「4~6点」が11名で最多であったが、2回目は「1~3点」が16名で最多となった。また「0点」は0名→12名と大幅に増加した。
【考察】
受診だけでは疾患への理解度が低く、外用剤を適正に使用できていない場合が多いこと、保湿剤と比較しステロイド剤の方が適正に使用できている方が少ないことが分かる。薬剤師が介入し、疾患やステロイド剤に対する患者の理解を深め、外用剤の適正使用に向けた指導を行うことで、手湿疹の状態改善に繋がることが示唆された。