[P-134-B] 居宅療養における服薬支援器を用いたアドヒアランス改善例
【はじめに】
認知機能が低下した高齢患者において、処方薬の管理が困難である例は数多く存在し、保険薬局が行う居宅療養指導においても日々直面するプロブレムである。アドヒアランスを改善する方法として、一包化、服薬カレンダー、服薬支援ロボ(※服薬支援ロボ:「朝食後」などの定期使用薬を充填し、各用法時点について時刻を設定すると、設定時刻に音声を発して使用を促す。音声案内に従いボタンを押すと、充填されていた薬が排出される)といったものがあるが支援ロボについてはその他と比べ、使用頻度は低くなっている。当薬局にて居宅療養管理を開始したアドヒアランス不良患者 において、服薬支援ロボ導入による大幅なアドヒアランスの改善が見られたため、これについて報告する。
【概要】
70歳代男性の退転院後の訪問診療・看護において、当薬局が居宅療養管理指導に加わることとなった。認知機能の低下により、一包化された薬剤の定期内服が困難であったが、患者家族・訪問看護師・ケアマネージャーから成るサービス担当者会議にて、当薬局薬剤師が状況の聞き取り・処方提案を行い、服薬支援ロボ導入によって、アドヒアランスの改善を図った。担当薬剤師らが訪問を重ねるごとに患者家族から確認した身体状態・服薬状況、受診時の検査値(電解質値など)に応じて処方提案・変更を実施し、支援ロボにより服薬アドヒアランスが確保され、退院後の容態安定に貢献した。
【考察】
定期内服が困難である場合が多い認知機能が低下した独居(またはそれに近い)状態の患者の居宅指導の現場では、継続的に服薬を補助できる第三者がおらず、一包化・服薬カレンダーなどに次ぐ提案は容易ではないケースが多いが、 今回の症例では服薬支援ロボの導入・綿密なサービス担当者会議による処方提案により、薬物治療に大きな前進が得られたことから、同様の現場での打開策となりうるのではないかと考える。
認知機能が低下した高齢患者において、処方薬の管理が困難である例は数多く存在し、保険薬局が行う居宅療養指導においても日々直面するプロブレムである。アドヒアランスを改善する方法として、一包化、服薬カレンダー、服薬支援ロボ(※服薬支援ロボ:「朝食後」などの定期使用薬を充填し、各用法時点について時刻を設定すると、設定時刻に音声を発して使用を促す。音声案内に従いボタンを押すと、充填されていた薬が排出される)といったものがあるが支援ロボについてはその他と比べ、使用頻度は低くなっている。当薬局にて居宅療養管理を開始したアドヒアランス不良患者 において、服薬支援ロボ導入による大幅なアドヒアランスの改善が見られたため、これについて報告する。
【概要】
70歳代男性の退転院後の訪問診療・看護において、当薬局が居宅療養管理指導に加わることとなった。認知機能の低下により、一包化された薬剤の定期内服が困難であったが、患者家族・訪問看護師・ケアマネージャーから成るサービス担当者会議にて、当薬局薬剤師が状況の聞き取り・処方提案を行い、服薬支援ロボ導入によって、アドヒアランスの改善を図った。担当薬剤師らが訪問を重ねるごとに患者家族から確認した身体状態・服薬状況、受診時の検査値(電解質値など)に応じて処方提案・変更を実施し、支援ロボにより服薬アドヒアランスが確保され、退院後の容態安定に貢献した。
【考察】
定期内服が困難である場合が多い認知機能が低下した独居(またはそれに近い)状態の患者の居宅指導の現場では、継続的に服薬を補助できる第三者がおらず、一包化・服薬カレンダーなどに次ぐ提案は容易ではないケースが多いが、 今回の症例では服薬支援ロボの導入・綿密なサービス担当者会議による処方提案により、薬物治療に大きな前進が得られたことから、同様の現場での打開策となりうるのではないかと考える。