[P-221-B] 薬局薬剤師が必要と感じる残薬日数の意識調査
【目的】
持続可能な開発目標 (Sustainable development Goals、以下:SDGs) の達成に向け、保険薬局でも積極的に取り組む必要がある。我が国の高齢化率は上昇を続けており、複数の疾患を併存する高齢者では受診医療機関や処方薬数が増加し、残薬の発生リスクが増大する。そこで、社内の薬剤師にアンケートを行い、残薬調整を行う残薬日数について調査した。
【方法】
2023 年 4 月 24 日~ 4 月 28 日の期間内に、フロンティア薬局北関東支店、神戸支店の全薬剤師 226 名を対象にアンケートを実施し、回答が得られた 178 名を解析対象に、残薬調整が必要であると感じる定期薬の残薬日数について調査した。結果に基づき説明変数として、「主な処方元の医療機関(総合病院前、総合病院前以外)」、「残薬調整が必要と感じる臨時薬の残薬調整回数( 15 回未満、15 回以上)」を採用し、目的変数を「残薬調整が必要と感じる定期薬の残薬日数( 15 日以上、 15 日未満)」として、ロジスティック回帰分析を行った。統計解析ソフトは、IBM SPSS Statistics 29 (日本IBM(株)東京)を用い、有意水準は 5 %未満とした。
【結果】
分析の結果、残薬調整が必要と感じる残薬日数が 15 日以上の場合、「主な処方元の医療機関」(OR 0.274; 95 % Cl 0.134-0.560 )、「残薬調整が必要と感じる臨時薬の残薬回数」(OR 5.421; 95 % Cl 2.486-11.822)であった。
【考察】
薬局薬剤師は、主な処方元の医療機関により、定期薬の残薬調整が必要と感じる残薬日数に違いがあることが示唆された。また、定期薬の残薬調整が15日以上で必要と感じる薬剤師は、臨時薬に関しても 残薬が15回以上で調整が必要と感じていることが示唆された。患者背景を把握し、適正な服薬指導による残薬の発生抑制に加え、適正な残薬調整を行うことが重要であり、保険薬局として、SDGsに取り組む一環として残薬の減少に努める取組をより推進していく必要がある。
持続可能な開発目標 (Sustainable development Goals、以下:SDGs) の達成に向け、保険薬局でも積極的に取り組む必要がある。我が国の高齢化率は上昇を続けており、複数の疾患を併存する高齢者では受診医療機関や処方薬数が増加し、残薬の発生リスクが増大する。そこで、社内の薬剤師にアンケートを行い、残薬調整を行う残薬日数について調査した。
【方法】
2023 年 4 月 24 日~ 4 月 28 日の期間内に、フロンティア薬局北関東支店、神戸支店の全薬剤師 226 名を対象にアンケートを実施し、回答が得られた 178 名を解析対象に、残薬調整が必要であると感じる定期薬の残薬日数について調査した。結果に基づき説明変数として、「主な処方元の医療機関(総合病院前、総合病院前以外)」、「残薬調整が必要と感じる臨時薬の残薬調整回数( 15 回未満、15 回以上)」を採用し、目的変数を「残薬調整が必要と感じる定期薬の残薬日数( 15 日以上、 15 日未満)」として、ロジスティック回帰分析を行った。統計解析ソフトは、IBM SPSS Statistics 29 (日本IBM(株)東京)を用い、有意水準は 5 %未満とした。
【結果】
分析の結果、残薬調整が必要と感じる残薬日数が 15 日以上の場合、「主な処方元の医療機関」(OR 0.274; 95 % Cl 0.134-0.560 )、「残薬調整が必要と感じる臨時薬の残薬回数」(OR 5.421; 95 % Cl 2.486-11.822)であった。
【考察】
薬局薬剤師は、主な処方元の医療機関により、定期薬の残薬調整が必要と感じる残薬日数に違いがあることが示唆された。また、定期薬の残薬調整が15日以上で必要と感じる薬剤師は、臨時薬に関しても 残薬が15回以上で調整が必要と感じていることが示唆された。患者背景を把握し、適正な服薬指導による残薬の発生抑制に加え、適正な残薬調整を行うことが重要であり、保険薬局として、SDGsに取り組む一環として残薬の減少に努める取組をより推進していく必要がある。