①超流動・超伝導現象の不思議
    演者：川口由紀（工学部／大学院工学研究科 教授）

概要：金属が抵抗ゼロとなる超伝導現象、流体が粘性ゼロとなる超流動現象、はどちらも本質的には同じ現象で、その根底には、電子や原子は波として振る舞い、遠く離れていても影響を及ぼしあうという「量子」の概念があります。講演では、量子の世界について解説しつつ、講演者がこの分野を研究するに至った経緯なども紹介します。
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②デジタル社会の実現へ向けて
    演者：浦田真由（情報学部／大学院情報学研究科 准教授）

概要："誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化"を目指し、2021年9月にデジタル庁が創設されます。デジタル社会の実現へ向けて研究室で取り組んでいる、産官学連携プロジェクトの事例をいくつかご紹介するとともに、私が研究者を目指したきっかけや研究の面白さについてもお話します。
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③ナノスケールの世界を工学する
　 演者：​鳴瀧彩絵（工学部／大学院工学研究科 教授）

概要：工学部の魅力についてお話しするとともに、講演者がどのような心境の変化を経て大学の研究者になろうと思ったか、ライフワークバランスに関する話題も交えながら紹介します。

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④新規技術が開拓する植物科学の世界
　演者：野元美佳（理学部／遺伝子実験施設 助教）

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⑤生命をつなぐ性と生殖細胞の不思議
    演者：菊地真理子（理学部/大学院理学研究科 助教）

概要：ヒトを含む多くの生き物は、オスとメスという２つの性をもち、精子と卵を受精させることにより次世代へと生命をつなぎます。講演では、性が細胞レベルでどのようにして決まるのかを解説しつつ、演者が研究の道へ進んだきっかけや経緯についてもお話します。
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⑥すべての人の価値ある活動（occupation）の
　実現を目指して：
　心の病とmeaningful occupation
    演者：星野藍子（医学部/大学院医学系研究科 講師）

概要：人が心も体も健康に過ごすためには、その人に取って価値のある活動（occupation）を行うことが必要です。しかし活動の遂行は、疾病や障害、社会的格差など様々な因子に阻害されます。講演では、人のwell-beingと価値ある活動との関係、特に心の病との関係についてお話ししつつ、講演者のこれまでの経緯をご紹介します。

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⑦生まれか育ちか：文化神経科学からのアプローチ
    演者：石井敬子（情報学部/大学院情報学研究科 准教授）

概要：私たちの心の性質や脳活動には、遺伝子とともに、その人が生きる社会や文化環境が影響を与えています。講演では、そのような遺伝子や社会・文化環境による心への影響に関して、なぜ講演者がその分野を研究することになったのかの経緯を交えながら、文化神経科学による知見を紹介していきます。
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⑧暗闇で柔らかくなる材料の不思議
    演者：大島優（工学部／大学院工学研究科 助教）

概要：金属でできている針金は，手で力を加えると曲げることができます．一方で，陶器やガラスの食器は力を加えると粉々に割れてしまいます．このような変形・破壊について，ミクロなスケールでどのような現象が起こっているかを解説します．また，明るさによって硬さが変化する不思議な材料についても紹介します．

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