8th RMAN-J Annual Conference

Presentation information

ポスター 

[1E_poster01-50] ポスター発表 コアタイム

Tue. Aug 30, 2022 2:50 PM - 3:50 PM E会場 (展示室3-A)

[P19 [E]] 海外主要4学術情報基盤のダッシュボード比較分析
ーオープンサイエンス指標に注目してー

*池谷 瑠絵1,2、大波 純一1、金沢 輝一3、高久 雅生4、山地 一禎1 (1. 国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 、2. 筑波大学人間総合科学学術院 情報学学位プログラム、3. 国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系、4. 筑波大学図書館情報メディア系)

近年,世界的にオープンサイエンス(OS)が推進され,これに伴い学術情報基盤の整備が進められている.我々は海外の主要4学術情報基盤が提供する大学等向けのダッシュボードに注目し,オープンアクセス(OA)の研究データや論文を収蔵する学術系サービス(OpenAIRE, CORE)と,独自データベースを持つ商用系サービス(InCites, SciVal)を比較分析した.4基盤は,収集物は異なる一方,提供指標群には共通性があり,中でもOS指標は全基盤に対応が見られた.学術系サービスでは成果物へのDOIや著作権付与数指標等が豊富に提供されており,機関におけるOS指標の重要性は今後も増すものと考察される.