[P29 [E]] 「異分野連携での取り組み」を促進する要因を探る
~100人論文の手法を用いた事例報告~
「簡単に言いますけど、異分野連携って大変なんですよ。」そんな言葉が返ってくる。法人化以降、特に研究・教育以外の業務が多忙化する地方国立大学の研究者にとって、異分野との新たな連携を模索する動機は何なのか?我々はその答えを見つけるべく2018年より「異分野連携での取り組み」に資するツールの一つである「100人論文」の仕組みを用いて試行錯誤をしてきた。今回は、昨年度、茨城大学、筑波大学、北陸先端科学技術大学院大学の3大学が合同で「時間」、「直観」、「動機付け」、「多様性と研究水準の確保」の4つの要因に着目して実施した100人論文の成果について、それら要因の影響を解析した結果を報告する。