8th RMAN-J Annual Conference

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特別セッション

[S] 組織間連携や分野融合による大学等の研究力強化の方向性

Tue. Aug 30, 2022 10:30 AM - 12:00 PM A会場 (展示室2)

ファシリテーター:山崎 光悦(RA協議会)

10:30 AM - 12:00 PM

[S-01] 特別セッション

馬場 大輔1、梅原 弘史2、向 智里3、那須 保友4、*山崎 光悦5 (1. 文部科学省、2. 文部科学省、3. 信州大学、4. 岡山大学、5. RA協議会)

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馬場 大輔

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梅原 弘史

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向 智里

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那須 保友

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山崎 光悦

 昨年3月に閣議決定された第6期科学技術・イノベーション基本計画を踏まえて、文部科学省では、「大学研究力強化に向けた取り組み~多様な研究大学群の形成に向けて~」として、「世界と伍する研究大学の実現に向けた大学ファンドの創設」と「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ」の活動を先導されています。具体的には、大学ファンドによる国際卓越研究大学制度の創設や、地域の中核大学や特定分野に強みを持つ多様な大学おける地域の産学官ネットワークの連携強化、および人文・社会科学も含めたあらゆる知識を総合的に活用する総合知への取り組みなどです。
 これらの内容は、本年3月に金沢で開催された「第1回研究大学エグゼクティブフォーラム」にて文部科学省よりご紹介頂き、大学等の研究力強化に向けた課題の抽出や具体的な取り組みに関して、会場での参加者を交えて、活発な議論が行われました。
 本特別セッションでは、“大学ファンド”と“総合振興パッケージ”に関係する最新の情報を文部科学省より話題提供頂き、大学およびURA等の研究支援人材を取り巻く最新状況を共有化します。
 また、地域の中核大学として、地域の自治体や企業を巻き込んだ組織的な連携活動を先導する信州大学、および人文・社会科学分野の戦略的強化や全学のイノベーション創出機能の集約・強化による異分野融合型研究を推進している岡山大学より、それぞれの大学における代表的な取り組みをご紹介頂き、組織間連携や異分野融合による研究力の底上げに関して、理解を深めます。
 パネルディスカッションでは、今後、大学等の研究機関および各機関に所属する研究支援人材が取り組むべき活動内容と目指す方向性について、会場を交えて議論頂きます。