サイエンスキャッスル2014

Presentation information

【東京大会】サイエンスキャッスル in Tokyo

ポスター発表

Sat. Dec 20, 2014 10:00 AM - 2:30 PM ポスター会場 (2F 小展示ホール)

10:00 AM - 12:00 PM

[TK_P64] クマムシの分布と自然環境について

市川学園市川中学校

石井大暉 (市川学園市川中学校 生物部)

受付番号:100163

分野:生物
クマムシは乾燥状態になると樽型になって休眠状態に入り、水を得ると再び元に戻って活動を行う微生物です。樽型の状態では高温にしても放射線を当てても死なない「最強の生物」としてよく知られています。クマムシは、身近なコケの中で比較的簡単に見つけることができます。私たちの学校のある市川市は南部は都市化して緑が少なく、北部は自然公園などがあり比較的緑が多い環境です。それらの自然環境がクマムシの分布にも影響を与えていると考え、市内のコケを採集して同定し、ベールマン装置で微生物を抽出して、その中いるクマムシの数をカウントしました。その結果、クマムシの数は自然環境よりもコケの種類に左右されることがわかりました。